制作事例

映像・音響システムtitle_point

コンベンティションホールの映像・音響システムの操作性の向上を図る

このホールでは、3部屋を合同で1部屋として使用する場合と、 単独で使う場合があります。今回、本システムでは、 使用目的に応じた部屋割りでの音響パターン切り替えのほか、 各部屋に設備されたビデオプロジェクターの昇降操作や、 各AV機器の集中操作を可能としています。


■システム概要
このホールでは、様々な送出機器からのビジュアルプレゼンテーションに 対応できるよう、大型映像放映装置及び、周辺AV機器が設置されています。
これら映像放映装置を操作するには、送出機器の選択操作、天吊りビデオプロジェクター の電動昇降装置や電動スクリーンの昇降操作、各機器の電源の入り切りに加え、 音量の調整など分かりにくいものもあります。しかし、本システムを導入することにより、 このような複雑なシステム機器の操作も、必要なスイッチだけを操作用の タッチスクリーンモニタの画面上に集約し表示するために、初めての方にも 分かりやすく簡単に操作できるようになりました。
また、このホールは3部屋の合同使用または、それぞれを単独で使用することがあります。 このような場合の対応として、本システムのタッチスクリーンモニタでパターンコントロール 機能を設定することにより、各部屋の操作卓3台を同時に管理できるようになりました。

河口ぜきの働きと仕組み

■河口ぜきのはたらきとしくみを映像を使い説明します。 横2台、上下2段に設置されたテレビモニタは、より効果的に 演出できるようになっています。 下段のモニタは可動できるような機構になっています。 すべての機器はコンピュータに接続されタッチスイッチに 触れるだけで映像の放映、モニタの上下昇降を行い 演出効果を高めています。 LDから放映される映像は極めて鮮明で、模型ジオラマとの 連動で演出効果の高いシステムとなっています。

タッチパネル制御システム



■システム系統図


■システムの特徴
◎部屋割りの簡単操作
グラフィック画面上に宴会場内の移動壁のように 間仕切りが表示され、その部分をタッチするだけで、 単独、合同の設定ができます。
◎アイコンによる操作卓、ケーキコンセント、音場、映像の操作
間仕切りを選択すると、設定可能なアイコンが点滅します。目的に合わせて、操作卓の位置、 ケーキの位置、音場の選択、VPの選択が、タッチ操作だけで準備完了です。
◎操作卓での操作
準備後は、各操作卓での操作。VPやケーキなど場所の変更は、使用中でも操作卓で 行えます。
◎マルチに対応する音場設定
デジタルマルチイコライザ、デジタルマルチプロセッサのパターンを利用して、 多彩な音場に対応、タッチパネルによる簡単操作です。